おっけいレポート

これまでに経験してきた気になること、みなさんに知って欲しいことをまとめます

海外からの不審電話がきました

 定期的に知らない電話番号から携帯電話に不審な着信があります。以前、還付金詐欺の記事で入電はイギリスからのものだったと記載しました。今回はスリランカの模様です!

+9からはじまる番号

 携帯電話の着信履歴に「+94788478002」が残っていました。いったん検索をかけてみましたが、フルの番号ではなにも出てきませんでした。もっとも、経験上、すぐに国際電話での詐欺事案かなと思いつつ「+9」がどこからなのかをリサーチしてみることに。

 国際電話の発信元の「+」のついた番号は、頭の部分だけならWikipediaで引っかかりました。すぐにスリランカであることはわかりました。もう少し調べてみると、国際電話を使ったワン切り詐欺や高額請求につながるということがわかってきました。

 なお、携帯電話あてだと、頭部分が「+」で表示されます。他方、固定電話あてにかかってくる番号はナンバーディスプレイによっては頭の部分が「+」ではなく、「0」で表示されることがあります。ご注意ください。

 リダイヤルするだけで電話代が発生してしまい、それが国際電話になれば高額になってしまいます。また、一度リダイヤルすると「反応があった」としてリストに載ってしまう恐れもあります。そこからあらゆる詐欺や高額請求につながる可能性が増えてしまいます。

反応しない!これが大事!

 詐欺目的の電話は、国内電話でも国際電話でも総当たりで片っ端から電話をかけています。そのため、「出てしまう」「リダイヤルしてしまう」だけで「情報漏れ」につながります。声だけでも性別や年齢のあたりはついてしまいますし、話せばどんどんこちらの情報を与えてしまうことになります。

 以前、地元警察に情報提供で電話した際も『とにかく話さないですぐに切るように』と言われております。いきなりわけのわからない電話をかけてきた相手に時間をかけてあげる必要はありませんので、話途中でもガチャっと切ってしまって大丈夫です。むしろそうやってシャットアウトしてやりましょう。

 犯罪者の手口はどんどん巧妙になっています。すぐにできる防衛策として、知らない番号からの電話は基本的には出ない・リダイヤルしないようにしましょう。また、電話を録音できる場合は証拠として録音したり、「この電話は録音しています」のアナウンスをするのもひとつです。